18812 英保守党が自由民主党と再び連立なら離党加速へ    古沢襄

■UKIP党首

[ロンドン 5日 ロイター]反欧州連合(EU)を掲げる英国独立党(UKIP)のファラージュ党首は、キャメロン首相の保守党が連立与党で親EUの自由民主党と再び連立合意を結んだ場合、複数の議員が離党し、UKIPに加わるとの見方を示した。
 

キャメロン首相は来月の総選挙で続投が決まった場合、2017年末までに英国のEU加盟継続の是非を問う国民投票を約束している。
 

昨年には2人が保守党からUKIPに加わっており、EUに懐疑的な複数議員が離党を検討しているとの観測もある。
 

英紙サンデー・タイムズとのインタビューで、「(自由民主党の党首である)クレッグ氏と再び連立を組みたくない(保守党)議員がいる」と述べ、キャメロン首相続投が決まり、自由民主党と再び連立合意を結んで、クレッグ氏が提示する国民投票の条件をのめば、保守党内により深刻な亀裂が生じる可能性が十分にあるとの見方を示した。
 

英フィナンシャル・タイムズ(FT)が伝えたところでは、クレッグ氏は投票の条件として、18歳未満とEU移民を含めることを要求する可能性がある。(ロイター)

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