18875 大阪で「歴史的大敗」の民主    古沢襄

■「大変厳しい結果」「解党的出直しを迫られるだろう」

国民の期待を裏切って政権から転落して以降、退潮傾向が続く民主党が、大阪で歴史的大敗を喫した。

大阪市議選では立候補した11人全員が落選。大阪府議選でも候補者9人のうち当選は現職1人にとどまった。

「われわれにとっては大変厳しい結果だ」。府連代表の尾立源幸参院議員は12日夜に開いた記者会見で、大阪都構想が大きな争点となった選挙戦を振り返り、表情を曇らせた。

「大阪維新の会以外の党が都構想に反対する中で、民主党の独自色を出せなかった。そこに尽きる」

尾立氏は今回の敗因をそう分析し、19日に告示される統一地方選の後半戦に向け、立て直しが急務との認識を示した。

公認候補を11人に絞り込んで臨んだ大阪市議選。東淀川選挙区(定数6)では維新候補3人が当選する中、現職の長尾秀樹氏(63)が議席を失い、涙をのんだ。

「ショックだ。党全体のイメージ低下も影響しているだろうが、私の力不足だった」。長尾氏は絞り出すような声でこう語り、「民主党は解党的出直しを迫られるだろう」と続けた。

府議選で唯一議席を守った現職の中村哲之助氏(69)=枚方市選挙区=は安堵しつつも「同志がこういう結果になり、喜んではいられない」。

今後、無所属議員との協力を視野に手探りの議会活動を余儀なくされるが、「苦杯をなめた人たちの分も頑張るしかない」と声を振り絞った。(産経)

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コメント

  1. yosi より:

    自身の問題点を自ら抉剔するのは難しいものである。
    それならおせっかいになるが小生が教えてあげましょう。
    1.無能議員の排除
    2.なりすまし似非日本人議員の排除
    3.媚支那、媚朝鮮売国議員の排除
    4.伝統的左翼議員の排除
    5.奇矯役人、検事、弁護士、医者、労働組合出身議員の排除
    おっと、これでは民主党が消滅してしまう...........。

  2. 通りすがり より:

    「民主党は、解党的出直しを迫られるだろう。」
    民主党から、その言葉を何度聞いただろうか。
    しかし、安全保障・外交・憲法問題の意見集約が、全く進まず、1ミリも党改革が出来ない。
    ただ、自民党政権の揚げ足取りをしているだけ。
    これでは、国民の支持を得ることは永久に出来ないだろう。

  3. H.M生 より:

    “深刻”な顔をして、“解党「的」出直し”などと言っているようだが、なんとものんびりしたことである。
    民主党は、すでに解党の過程にある。この事実から目を背けているのか、所詮、見る目がないのか。
    両方だろうが・・・。
    民主党が「復調」できる根拠は、何もない。
    一刻も早く、終末のゴールに到達することを祈るばかりです。

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