■台湾では「瀕死の病人にカネを運ぶ馬鹿」と馬英九を批判
中国は12日、台湾が申請したAIIB(アジアインフラ投資銀行)への加盟を拒否すると発表した。
馬英九政権の最後の賭けとみられたAIIB参加も、国名「中華民国」を最初から捨てて、チャイニーズタイペイなどと五輪方式で可能としてきただけに、国民党政権は当惑。
しかし在野にあっては反対論が根強く、学生等が「死にたいにある回復見込みのない病人にカネを運ぶ馬鹿」と猛烈に反対運動が展開されてきた。
カネをむしり取られるだけとAIIB加盟には不満が強かっただけに、むしろ中国の決定に安堵した形となった。
次期国民党の総統候補は朱文倫(新北市市長。国民党主席)の独走態勢にあるが、その朱は近く、北京を訪問することが決まっている。
その矢先の北京の決定は台湾国民党にとって強烈なブローとなったのではないか?
<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

コメント