■英ポンド上昇
[ロンドン 13日 ロイター]英国で13日公表された最新の世論調査によると、5月7日の総選挙実施を控え、現職のキャメロン首相が率いる保守党の支持率が上昇し、2位の労働党との差を6ポイントに広げた。
英紙ガーディアン向けにICMが10━12日に実施した調査によると、保守党の支持率は前回から3ポイント上昇の39%となり、2012年3月以来およそ3年ぶりの高水準となった。一方、労働党の支持率は2%ポイント低下の33%だった。
欧州連合(EU)離脱を唱える英国独立党(UKIP)の支持率は7%と、2ポイント低下。中道右派の支持票がUKIPに流れれば、キャメロン首相の再選の見込みを低下させるため、UKIPの動向が注目されている。
保守党と連立を組む自由民主党は8%で変わらずだった。
保守党のリード拡大のニュースを受け、ポンド/ドルGBP=D4は0.3%上昇の1.4675ドルをつけた。
ただ、これに先立ち発表されたポピュラスの調査では、保守党と労働党の支持率がともに33%と、きっ抗している。(ロイター)
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