18924 日米韓 北朝鮮情報の共有などで意見交換   古沢襄

日本とアメリカ、それに韓国の防衛当局の高官がワシントンで協議し、北朝鮮の核やミサイルに関する機密情報の共有や日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しについて意見を交わしました。

安全保障をテーマとした3か国の防衛当局の高官による協議は、2日間にわたって行われ、日本からは、※とく地防衛審議官が出席しました。

日米韓の3か国は去年12月、北朝鮮の脅威に備えるために核やミサイルの機密情報を共有する覚書を取り交わしていますが、協議が終わった17日、発表された共同声明によりますと3か国は、情報の共有を効果的に進めるため、今後も実務者レベルでの協議を続けていくことで一致したということです。

そして、北朝鮮の挑発行為に対して緊密に連携していくことを確認したということです。また3か国は、日本とアメリカが詰めの協議を行っている日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しについても意見を交わしたということで、共同声明では、「地域の平和と安定に貢献する形で、透明性を保ち、第3国の主権尊重も含めて国際法に従いながら、進めることが重要だと一致した」としています。

韓国は、新たなガイドラインで焦点となっている日本の集団的自衛権の行使について、警戒感を示しているため、日米は韓国側に説明を行い、理解を求めたものとみられます。

※徳は「心」の上に「一」。 (NHK)

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