■震災で破損、修理完了の戦闘機が初到着
東日本大震災の発生時、航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)で津波により被災したF2戦闘機1機の修理が初めて終わり、一時的な訓練移転先の空自三沢基地(青森県三沢市)に21日、到着した。修理機が三菱重工業小牧南工場(愛知県豊山町)から飛来すると、約600人の隊員が拍手で出迎えた。
津波に遭った松島基地では操縦士養成訓練のためのF2戦闘機18機が損傷し、防衛省はうち13機を約885億円かけて修理する計画。防潮堤建設などが終わって松島基地の受け入れ態勢が整う平成27年度末までは、計6機を順次、三沢基地で受け入れる。残りの7機は29年度末までに修理される見込み。
三沢にある第3航空団司令の井上浩秀空将補は「修復された機体が松島基地に帰還する日はそう遠くはない。その日まで安全に万全を期して訓練をしっかり支えてほしい」と訓示した。(産経)
<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>
コメント