■戦後は100人余 合同会議演説
【ワシントン時事】安倍晋三首相が29日に日本の首相として初めて演説した米議会上下両院合同会議には、これまで多くの外国首脳・要人が登壇してきた。
議会の記録によれば、2009年発足のオバマ政権下では首相が11人目(延べ人数、以下同)の外国首脳で、戦後の1945年以降では113人が演説した。
合同会議は米大統領が年に一度、施政方針を示す一般教書演説を披露する舞台としても知られる。しかし、「通常は重要人物、多くの場合は訪問した外国指導者の演説を聴くのが目的となってきた」(議会)。
最近ではアフガニスタンのガニ大統領が3月に演説したほか、イスラエルのネタニヤフ首相は同月にイラン核協議に反対する主張を展開した。
米国の主要同盟国首脳が招かれる場合が多く、オバマ政権下ではネタニヤフ氏が2回、韓国の李明博(当時)、朴槿恵両大統領、メルケル・ドイツ、ブラウン英(同)の両首相も演説した。
首脳以外では南アフリカ大統領に就任する前のマンデラ氏が90年に、ポーランドのワレサ元大統領が自主管理労組「連帯」議長だった89年に登壇。今年9月にはフランシスコ・ローマ法王が初めて演説する。(時事)
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