19021 安倍首相の米議会演説、強固な同盟アピール   古沢襄

■菅官房長官

[東京 30日 ロイター]菅義偉官房長官は30日午前の記者会見で、安倍晋三首相が米議会の上下両院合同会議で行った演説で強固な日米同盟がアピールできたとの見方を示した。
 

安倍首相は29日の演説で、先の大戦に対する「痛切な反省」を表明するとともに、「アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない」と語った。

「謝罪」や「侵略」などの文言は盛り込まれていなかったが、菅長官は安倍首相の立場は歴代首相と変わらないものだとし、演説の言葉の中に「全てが含まれている」と強調した。
 

一方、日銀はデフレ脱却に向けて適切な金融政策をとっているとし、今後も適切な判断を行っていただきたいと述べた。

その上で「政府と日銀は基本的な政策スタンスはしっかり共有している」とし、金融政策をめぐる具体的な判断は日銀が適切に行うとの認識を示した。日銀は同日、金融政策決定会合を開き、当面の金融政策の現状維持を決定。黒田東彦総裁が午後3時半から記者会見を行う。
 

5月9日にモスクワで予定されているロシアの戦勝70年記念式典をめぐっては、安倍首相からプーチン大統領に親書を送り、欠席する旨を伝えたことを明らかにした。(ロイター)

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