安倍総理大臣はアメリカ議会での演説で、先の大戦の激戦地、硫黄島での戦いに参加した元アメリカ海兵隊員と旧日本軍の守備隊司令官の孫の新藤前総務大臣を紹介し、2人が握手を交わすと議場から盛大な拍手が送られました。
安倍総理大臣は、日本時間の30日未明、アメリカ議会の上下両院合同会議で行った演説で、先の大戦で戦った日本とアメリカが和解したことに関連して、先の大戦の激戦地、硫黄島について触れました。
このなかで、安倍総理大臣は硫黄島での戦いに参加したアメリカ海兵隊のスノーデン中将と、日本軍の硫黄島守備隊司令官で硫黄島で戦死した栗林大将の孫の新藤前総務大臣が傍聴席にいることを紹介しました。
そして、紹介されたスノーデン氏と新藤氏が握手を交わすと、議場では多くの議員が立ち上がって盛大な拍手を送っていました。
このあと、安倍総理大臣は「これを歴史の奇跡と呼ばずして、何をそう呼ぶべきか。しれつに戦い合った敵は、心の紐帯を結ぶ友になった」と述べたうえで、日米の和解に向けたスノーデン氏の尽力をたたえました。(NHK)
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