このところグーグルの追跡調査を欠かさずみている。杜父魚ブログを読んでいただいている読者が、どのような記事・論評に関心が示しているのだろうか?
杜父魚ブログは私の独断で記事を選択しているので、硬派のブログであることは否定しない。五月二日のユーザー数は2万644、連日2万人を超す読者がいることは、ブログの主催者としては望外の幸せと申し上げる。
五月になって英国の政情がやたらと気になる。5月7日のイギリス総選挙でキャメロン首相率いる保守党が支持率33%で低迷し、野党・労働党の34%の後塵を拝した。(英デイリー・ミラー紙)
もっとも保守党と労働党のどちらが勝っても、30%台の一位では英国は「二大政党制」から「連立政党制」に変わらざるを得ない。小選挙区制度の思わぬ落とし穴ではなかろうか。
欧州はドイツのアンゲラ・メルケルの発言力が強くなり、英国の発言力は低下するだろう。イギリス人にとっては気になる”大英帝国”の落日といわざるを得ない。
そんな時に英ウィリアム王子夫妻に第2子の女の子誕生のニュース。日本を含む世界各国のテレビも英王室の慶事を一斉に生中継で伝えた。
2日のロンドンはプリンセス誕生に沸き立った。しかし杜父魚ブログでは「⑪英ウィリアム王子夫妻に第2子の女の子誕生」は11位、「⑯英労働党支持率で首位に、保守党抜く」は16位でトップ10には入らない。
落日の英国を見るブログの読者は厳しい。やはり今の英国にはイギリス初の女性首相(在任: 1979年 – 1990年)・マーガレット・サッチャーのような強力なリーダーがいないことが災いしている。
①ソウルからヨボセヨ 「アベ違い」の大誤解 黒田勝弘
②「正恩」訪露キャンセルの〝取り沙汰される3つの理由 古沢襄
③韓国の4月輸出は前年比8.1%減 古沢襄
④米歴史教科書慰安婦記述へ批判、米学界に「新風」 古森義久
⑤非難声明のロイス委員長、実は欠席していた 古沢襄
⑥英総選挙、スコットランド独立派のSNP党首に注目 古沢襄
⑦自民の「陰の幹事長」に官邸警戒 古沢襄
⑧超党派議員が”改憲推進大会” 古沢襄
⑨米国民の心とらえた“絆”スピーチ 古沢襄
⑩金正恩氏 ロシアの戦勝記念日に出席せず 古沢襄
⑪英ウィリアム王子夫妻に第2子の女の子誕生 古沢襄
⑫フィリピン有事なら米軍に弾薬提供 古沢襄
⑬安倍首相米議会演説 全文 NHK 古沢襄
⑭エベレスト 100人超が下山困難か 古沢襄
⑮書評『日本のロケット 真実の軌跡』 宮崎正弘
⑯英労働党支持率で首位に、保守党抜く 古沢襄
■プリンセス誕生に沸く英国 病院前で歓喜
【ロンドン=内藤泰朗】「女の子だ!」。英BBC放送は2日午前、ウィリアム英王子夫妻の第2子誕生を速報した。2011年4月のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚、13年7月のジョージ王子誕生に続く王室の慶事に、英国中が喜びに沸き立っている。
王室によると、キャサリン妃は陣痛が始まったため、2日午前6時(日本時間同日午後2時)、セント・メアリー病院にウィリアム王子に付き添われて入院した。故ダイアナ元妃がウィリアム王子とヘンリー王子を出産した病院で、ジョージ王子もここで生まれている。
入院から約2時間半後。女児出産のニュースに、病院前で待機していた王室ファンらの間で歓声が起こった。さらに病院前には「タウン・クライヤー(お触れ役)」と呼ばれる伝統衣装姿のボランティアも登場し、「プリンセス(王女)が誕生! 女王陛下に神のご加護を!」と声をあげ、世界のメディアにサービスしてみせた。
ウィリアム王子夫妻はジョージ王子の誕生以降、女の子を望んでいたとも伝えられている。
病院前の人々の間からは、誕生したばかりのプリンセスの名前が「シャーロットかダイアナではないか」などと予測する声が早くも聞こえてきた。
日本を含む世界各国のテレビも英王室の慶事を一斉に生中継で伝えた。ジョージ王子に次いで、世界的なフィーバーを巻き起こしそうだ。(産経)
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