■「小規模噴火の可能性」
気象庁は6日、火山性地震が増加しているとして、箱根山(神奈川、静岡県)の噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げた。
同日午前6時すぎ、火口周辺警報を発表した。気象庁は現地調査で、大涌(おおわく)谷の温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのを確認。「今後、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性がある」としている。
同庁によると、箱根山の火山性地震は4月26~30日に67回を観測し、5月1日には2回に減ったが、2日以降は再び増加。5日には、箱根湯本で震度1の地震を3回観測した。
同庁は、小規模噴火に伴って飛散する大きな噴石に警戒するとともに、大涌谷周辺には立ち入らないよう呼びかけている。
神奈川県箱根町は火山活動の活発化に伴い、ハイキングコースなどの一部を閉鎖していた。(産経)
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