■自民との連立で過半数も
［ロンドン ７日 ロイター］英国で７日行われた下院総選挙（定数６５０）は現時時間午後１０時（日本時間８日午前６時）に投票が締め切られた。出口調査によると、続投を目指すキャメロン首相率いる保守党が第１党となる勢い。
出口調査に基づく各党の獲得議席数予想は、保守党が３１６議席、野党労働党が２３９議席、地域政党のスコットランド民族党（ＳＮＰ）が５８議席で第３党、保守党と連立政権を組んでいた中道左派の自由民主党が１０議席となっている。反欧州連合（ＥＵ）を掲げる英国独立党（ＵＫＩＰ）は２議席を獲得する見通し。
保守党と自由民主党を合わせた獲得議席数は３２６議席で過半数となる勢い。
保守党のマイケル・ゴブ議員はＢＢＣに対し、出口調査の結果が保守党の明確な勝利を示していると指摘。「（出口調査が）正しければ、保守党がこの選挙に勝利したのは明らかであり、労働党は敗北したということだ」と述べた。
総選挙前の世論調査では、保守党と労働党の支持率は拮抗（きっこう）していた。（ロイター）
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