19106 民主・枝野氏 副大臣の発言撤回経緯 国会で説明を   古沢襄

民主党の枝野幹事長は金沢市で記者団に対し、内閣府の西村副大臣がTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉内容を記した文書を、国会議員が閲覧するのを認める方向で調整したいとする発言を撤回したことについて、西村氏に国会で経緯を詳しく説明するよう強く求める考えを示しました。

内閣府の西村副大臣は7日、ロサンゼルスで記者会見し、TPPの交渉内容を記した文書を国会議員が閲覧するのを認める方向で調整したいとする、みずからの発言を撤回する考えを示しました。

これについて、民主党の枝野幹事長は「審議拒否が目的ではないが、ちゃんとした落とし前をつけてもらわないと話が進まない。説明するだけではだめで、説得力のある説明をしていただかなければならない。なぜならば、アメリカでは議員に情報を出しているのに、どうして日本では出せないのかということだ」と述べ、西村氏に国会で経緯を詳しく説明するよう強く求める考えを示しました。

また、枝野氏は安全保障法制の関連法案の審議について、「国会の中の戦いだけでは厳しいと思っているので、幅広い国民的運動の盛り上がりを作っていきたい。自民党を本来支持している人たちの中にも、おかしいという人たちが相当数いるので、そうした人たちに働きかけたい」と述べ、幅広い国民に法案の成立阻止を訴えていく考えを示しました。(NHK)

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