19185 二階総務会長 関係改善へ日中双方が努力を   古沢襄

自民党の二階総務会長は訪問先の北京で記者会見し、日中関係について、対話を通じて関係改善を図るよう双方が一層努力すべきだという考えを示しました。

今月20日から中国を訪れている自民党の二階総務会長は23日夜、日本の民間企業の幹部や地方自治体のトップらおよそ3000人の訪問団と共に、北京の人民大会堂で開かれた中国の政財界関係者との交流会に臨み、習近平国家主席も出席しました。

これについて、二階氏は24日の記者会見で、「習近平国家主席からは、日本と中国が仲よくやっていこうという意味を込めた発言があった。日本も真摯(しんし)に応えていくことが大事だ。もっと同じレベルに立って、真剣な話し合いがなくてはならない」と述べ、対話を通じて日中関係の改善を図るよう、双方が一層努力すべきだという考えを示しました。

また二階氏は、交流会の席上、安倍総理大臣から託された親書を習主席に手渡したことについて、「親書を手渡して、その反応がどうであったかを安倍総理大臣に電話で報告した。安倍総理大臣も注目していただけに、喜んでいた」と述べました。

さらに二階氏は、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」を巡って、「安倍総理大臣は、日中関係が大事なことは分かっている。世界的にも注目されており立派な談話になることを期待している」と述べました。(NHK)

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