19195 バター 今年度も品薄か 追加輸入調整へ   古沢襄

去年のクリスマス前を中心に品薄となったバターが、今年度も需要が供給を上回るおそれのあることが業界団体の調べで明らかになり、農林水産省は、バターの追加輸入を行う方向で調整を進めることにしています。

乳業メーカーなどで作る業界団体「Jミルク」の25日の発表によりますと、バターの今年度の国内生産量は6万4800トンとなる一方、国内での需要量は7万4700トンに上る見通しだということです。

バターは国が一定量を輸入していますが、すでに決まっている今年度の輸入分を加えても、需要が供給を7100トン上回るおそれがあるということです。

このため農林水産省は、バターの追加輸入を行う方向で、在庫の状況を見ながら具体的な輸入量などの調整を進めることにしています。

国内では牛の餌の価格高騰などで、バターの原料となる生乳を生産する酪農家が減少傾向にあり、去年のクリスマス前の需要期を中心に品薄となって、国は昨年度、バターの追加輸入を2度にわたって行っていました。 (NHK)

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