気象庁によりますと、日本の周辺ではこれまでにも地下の非常に深い場所を震源とする巨大地震や大地震が起きています。
規模の大きな地震が非常に深い場所で起きると、揺れが広い範囲に伝わることがあり、このうちおととし5月には、オホーツク海の深さ598キロを震源とするマグニチュード8.3の巨大地震が発生し、このときは本州からは離れていたものの、北海道から九州の広い範囲で震度3から1の揺れを観測しました。
また、3年前の平成24年1月1日には、鳥島近海の深さ397キロを震源とするマグニチュード7.0の地震があり、関東や東北の広い範囲で震度4の揺れを観測しました。
さらに今から15年前の平成12年8月には、小笠原諸島西方沖の深さ445キロを震源とするマグニチュード7.2の大地震が発生し、このときは小笠原諸島の父島で震度4の揺れを観測したほか、北海道から四国にかけての広い範囲で震度3から1の揺れを観測しました。 (NHK)
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