19254 アルジェリア人質、首謀者に逮捕状…国際手配へ   古沢襄

日本人10人が犠牲になった2013年1月のアルジェリア人質事件で、神奈川県警は2日、首謀者とされるアルジェリア国籍のモフタル・ベルモフタル容疑者について、人質強要処罰法違反(加重人質強要、人質目的の逮捕監禁)容疑で逮捕状を取ったと発表した。
  
 
国際刑事警察機構(ICPO)を通じ国際手配する方針。

海外で日本人に対して重大な犯罪を犯した外国人を処罰できると定めた刑法の国外犯規定に基づく。逮捕状の交付は1日付。県警によると、イスラム過激派による国際テロ行為に対し、逮捕状を取るのは国内初。

事件はアルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設を国際テロ組織アル・カーイダ系のイスラム武装勢力が襲撃し、大手プラントメーカー「日揮」の社員ら約40人が死亡した。

ベルモフタル容疑者は襲撃部隊の指導者だったとされる。日揮の本社が横浜市にあることから、県警がアルジェリア当局の協力を得ながら捜査していた。(読売)

 
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