19260 官邸にドローン “発煙筒改造”で再逮捕へ   古沢襄

総理大臣官邸の屋上に無人機のドローンを侵入させて官邸の業務を妨害したとして、福井県の男が逮捕・起訴された事件で、警視庁は男がドローンに取り付けていた2本の発炎筒を無許可のまま、着火できるように改造したなどとして火薬類取締法違反の疑いなどで再逮捕する方針です。

この事件はことし4月、東京の総理大臣官邸の屋上で放射性物質を含む砂を入れた容器などが取り付けられた小型の無人機のドローンが見つかったもので、福井県小浜市の無職、山本泰雄被告(40)が警察に出頭し、威力業務妨害の疑いで逮捕・起訴されました。

警視庁によりますと、「反原発を訴えるためにドローンを飛ばした」と供述しているということですが、その後の調べで山本被告がドローンに取り付けていた2本の発炎筒を、無許可のまま、着火できるように改造するなどしていた疑いが強まったということで、警察は3日午前、山本被告の自宅を火薬類取締法違反の疑いなどで捜索しました。

山本被告が猟銃の銃弾、数十発分から火薬を取り出していたことも分かっており、警察は3日、再逮捕し、発煙筒を改造した目的や、火薬を持っていた動機を調べることにしています。(NHK)

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