地震による崖崩れで登山者が山中に取り残されたマレーシアのキナバル山で、7日、新たに5人の遺体が発見されました。
これとは別に、現地にある日本の領事事務所には、容体などは分からないものの、行方が分からなくなっていた日本人とみられる男性が見つかったとの連絡があったということで、確認を急いでいます。
5日に起きたマレーシアのボルネオ島のサバ州を震源とするマグニチュード6.0の地震では、島にある標高4095メートルのキナバル山で崖崩れなどが発生しました。
現地の警察によりますと、当時山頂付近には日本人1人を含む登山者187人がいて、このうち、これまでに13人の死亡が確認されており、マレーシア当局が身元の確認を急いでいます。
また、登山者の多くはこれまでに下山しましたが、6人の下山が確認できておらず、7日朝からヘリコプターなどが出て警察などが捜索を行っています。
これについて、マレーシアの警察は7日午後、山中で新たに5人の遺体を発見したと明らかにしました。
これとは別に、現地にある日本の領事事務所によりますと、7日、容体などは分からないものの、日本人とみられる男性が見つかったとの連絡があったということです。
当時山頂付近にいて行方が分かっていない29歳の日本人男性、オザキマサヒロさんの可能性があることから、領事事務所で確認を急いでいます。(NHK)
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