19276 キナバル山で発見の遺体 1人は日本人男性   古沢襄

■生存情報の望み絶たれる
 

地震によって崖崩れが起きたマレーシアのキナバル山で行方不明者の捜索に当たっている地元の州政府は、7日、遺体で見つかった5人のうち1人が日本人の男性であることを明らかにしました。

5日に起きたマレーシアのボルネオ島のサバ州を震源とするマグニチュード6.0の地震では、島にある標高4095メートルのキナバル山で崖崩れなどが発生しました。

地震の発生当時、山頂付近には登山者187人がいて、ほとんどは自力で下山しましたが、地元の州政府などは行方不明になっている人の捜索を続けています。

7日の捜索では新たに5人が遺体で発見され、これによって死亡が確認されたのは16人となり、2人の行方が依然として分かっていません。

遺体で見つかった5人について、地元の州政府は日本時間の午後5時すぎ記者会見し、このうちの1人は「身に着けていた名札などから日本人の男性である」と明らかにしました。

現地にある日本の領事事務所では、この男性は、地震の発生当時山頂付近にいて行方が分からなくなっていた、29歳のオザキマサヒロさんの可能性が高いとみて身元の確認を急いでいます。

地元の州政府では5人のうち3人を地元の病院にヘリコプターで運んだほか、残る2人についても今後、病院に移送する予定だということです。(NHK)

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