■某国の「質の低いインフラ投資」の資本金を一ヶ国で超える
G7サミットが開始され、メルケル独首相がホスト、主役はオバマ大統領ではなく、安倍首相のようである。
AIIBについて「参加する国」と「参加しない国」があり、「参加している国を批判する積もりはないが」と付帯条件をつけ、緊密に情報を交換しようと提案し、賛同を得た。安倍首相の緒線リード。
すでに日本はAIIBを念頭に、1100億ドルの「質の高いインフラ投資」を言明している。この額面だけでも「質の低いインフラ投資」のAIIBが予定している資本金を一ヶ国で超えているのである。
ここまでの発言をふりかえっても、日本がAIIBに参加する意思がないことは歴然としている。
安倍首相の重要発言、その2.
「自由、民主主義、法の支配、人権に立脚した国際秩序を支えてきた。しかし、世界には力による現状変更、暴力的な過激主儀、感染症など安全保障上の脅威が存在する。グローバルな視点から国際社会のガバナンスに対応出来るのG7だ」と発言した。
G7の議論をリードしているのは安倍首相だったのではないか。
そして来年のG7は、伊勢神宮の神々しい雰囲気を世界の指導者が体験しにくるのだ。
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