■ECB専務理事=仏紙
[フランクフルト 10日 ロイター]欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は10日、ユーロ圏から離脱する国が出れば、欧州への危険信号になるとしたうえで、ギリシャはユーロ圏にとどまると言明した。
クーレ理事は仏紙ラクロワに対し、「ギリシャのユーロ圏離脱について議論することを拒否する。そのような枠組みの中で取り組んでいない」と語った。
そのうえで「ギリシャがユーロ圏にとどまることを目的に、われわれはギリシャ経済に金融支援を行い、国際通貨基金(IMF)や欧州委員会と共に、ギリシャ政府と合意を得るために取り組んでいる」と言明した。
「ある時点で、いずれかの加盟国がユーロ圏を離脱するような事態となった場合、それは欧州にとり深刻な危険信号となる。同様のシナリオが繰り返されるのではないかという疑念が必然的に生まれるからだ」と述べた。(ロイター)
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