■イラン大統領
ロイター通信などによると、イランのロウハニ大統領は13日の記者会見で、イラン核問題をめぐる欧米など主要6カ国との協議について「(欧米側が)瀬戸際戦術を取るなら、交渉が長引く可能性はある」と述べ、最終合意が6月末の期限後にずれ込む可能性を示唆した。
イランと主要6カ国は、ウィーンで高官級の協議を続けている。
ロウハニ大統領は会見で、双方の間に「細かな部分で多くの相違がある」と指摘。「われわれは真剣に交渉している。時間稼ぎをするつもりはないが、時間にとらわれることもない」と述べ、期限内の合意を優先して妥協するつもりはないとの姿勢をにじませた。
また、欧米側が求めているイラン軍事施設への立ち入りについて、ロウハニ大統領は「国家機密を外国人の手に渡すことは、絶対に認めない」と否定的見解を繰り返した。(時事)
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