■政界の憶測呼ぶ安倍・橋下会談
安倍晋三首相は14日、維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)と都内のホテルで会談した。会談には菅義偉官房長官、維新の松井一郎顧問(府知事)も同席した。
会談の内容は明らかにされていないが、後半国会の焦点となった安全保障関連法案や労働者派遣法の改正案の取り扱いで意見交換をしたものと思われる。
このことは、維新の党内で橋下氏を支持する「大阪系」と民主党との連携を重視するグループとの路線対立を招きかねない。
■安倍首相と橋下大阪市長が会談
安倍総理大臣は14日夜、東京都内で、維新の党の最高顧問を務める大阪市の橋下市長と会談し、橋下氏がいわゆる「大阪都構想」の賛否を問うた先月の住民投票の経緯を説明したほか、後半国会への対応についても意見を交わしたものとみられます。
安倍総理大臣は、14日午後6時ごろからおよそ3時間にわたって、東京都内のホテルで大阪市の橋下市長と食事をとりながら会談し、菅官房長官と大阪府の松井知事も同席しました。
安倍総理大臣は、これまで橋下氏とたびたび会談するなど良好な関係にあり、橋下氏が実現を目指したいわゆる「大阪都構想」についても、「二重行政の解消と住民自治の拡充を図ろうとするものであり、その目的は重要だ」と述べて、一定の理解を示していました。
会談の詳しい内容はまだ分かっていませんが、橋下氏が「大阪都構想」の賛否を問うた先月の住民投票の経緯や、住民投票で反対多数となったことを受けて、次の市長選挙には立候補せず、政界を引退する意向を表明したことなどを説明したものとみられます。
また、与党側と民主党などの間で、安全保障関連法案や労働者派遣法の改正案の取り扱いを巡る駆け引きが続くなかで、後半国会への対応についても意見が交わされたものとみられます。(NHK)
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