■大儀見の先制弾後はゴール遠く
女子W杯カナダ大会・1次リーグC組(16日、日本1-0エクアドル、ウィニペグ)2連覇を狙う「なでしこジャパン」(FIFAランク4位)が、1次リーグ最終戦でエクアドル(同48位)と対戦し、1-0勝利。前半5分、FW大儀見優季のゴールで先制したが、その後は再三ゴール前に迫るも、過去2戦で16失点の相手に追加点を奪えなかった。日本は、3連勝でグループ1位を決め、16チームによる決勝トーナメントに臨む。
試合は日本のキックオフで開始。日本は5分、左からの宮間のクロスにゴール前の菅沢が右足でコースを変え、ゴール右から大儀見が左足で押し込み、1点を先制した。その後も、日本は中盤を支配しサイドからの攻撃を仕掛けた。引いて守る相手に対し、37分には澤、39分には田中がミドルシュートを放つも、決めきれなかった。前半は10本のシュートを放ちながら、追加点を奪えず結局1-0で折り返した。
後半は、エクアドルのキックオフで始まった。日本は後半開始から北原に代わって、上尾野辺が入った。序盤は、パスミスからエクアドルにゴール前に迫られるシーンがあった。それでも、日本は中盤で安定したボールつなぎで、相手ゴールに猛攻を仕掛ける。14分には、左からの宮間のセンタリングに田中が、頭で合わせたが、GKに阻まれた。
なかなか、追加点が奪えない日本は30分、大野に代えて永里を投入した。さらに35分に菅沢に代わって、岩渕が入った。だが、結局ゴールを奪えず1-0の辛勝となった。(サンスポ)
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