■支援策めぐり
(ブルームバーグ)ギリシャのチプラス首相は27日、債権者側が提示した最新の支援条件をめぐる国民投票を7月5日に実施すると表明した。
債権者はギリシャ国民を侮辱しようとしているとし、民主的な回答を示さなければならないと述べた。
同首相は27日未明のテレビ演説で、ドイツのメルケル首相と欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁に国民投票の計画を伝えたことを明らかにした。
その上で、投票を実現するため、今月末に期限を迎える現行の救済策を数日延長するよう要請すると説明した。これ以上の詳細は今のところ明らかになっていない。
ギリシャ政府当局者によると、国内の銀行は通常通り29日に営業し、資本規制は計画されていない。規定を理由に匿名を条件に語った。(ブルームバーグ)
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