■ユーロ圏残留へ歩み寄りを
【ワシントン時事】アーネスト米大統領報道官は6日の記者会見で、ギリシャ問題の解決には同国による改革と、債務を持続可能にするための支援が必要だと改めて強調した。
また、財政緊縮策への反対が多数を占めた国民投票後も、ギリシャと債権団は同国のユーロ圏残留を望んでいると述べ、双方に歩み寄りを求めた。
アーネスト氏は国民投票を受けた市場の動きについて「政治的な動揺に比べて、波及は限定的だ」と指摘。米銀行部門などが抱える直接的なリスクは極めて少ないものの、交渉が決裂すれば、欧州経済が打撃を受け、米経済にも余波が及ぶ恐れがあると警戒感を示した。(時事)
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