19510 新国立競技場 きょう首相と森氏が会談   古沢襄

東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新しい国立競技場の建設費が膨らんだことに批判が強まるなか、安倍総理大臣は17日、大会組織委員会の会長を務める森元総理大臣と会談することになりました。会談では、計画の見直しを含めた今後の対応などについて意見を交わすものと見られます。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新しい国立競技場の建設を巡って、費用が基本設計よりおよそ900億円多い2520億円になることが決まったことに対して、計画の見直しを求める声が与党内からも出ています。

これに関連し、安倍総理大臣は16日、記者団が「計画を見直す考えはあるか」と質問したのに対し、「国民の皆様の声に耳を傾けながら、東京オリンピック・パラリンピックが成功するよう、万全の準備を進めていきたいと考えている」と述べました。

政府内では、「民主党政権時代から始まった話しとはいえ、国民に説明のできる形にする必要がある」などと、建設計画の見直しを求める声が強まっています。こうしたなか、安倍総理大臣は16日夜、自民党の細田派の幹部らとの会合で、大会組織委員会の会長を務める森元総理大臣らと意見を交わし、17日、再び森氏と会談することになりました。

建設計画を巡っては、「国民の理解は得られない」として見直しを求める声が強まる一方、誘致に尽力をした関係者を中心に見直しに慎重な声も根強くあることも踏まえ、安倍総理大臣は、森氏との会談で、計画の見直しを含めた今後の対応などについて意見を交わすものとみられます。(NHK)

 
<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

コメント

タイトルとURLをコピーしました