新国立競技場の改築計画の見直しを受けて、2020年の東京オリンピックを前に会場の運営の確認などを行うテスト大会の開催計画の変更など、大会準備への影響が避けられない可能性が出てきました。
改築の計画が見直された新国立競技場について、国は当初の予定より1年近く遅い、2020年の春の完成を目指しています。
大会に向けて、競技会場の設備を確認したり、セキュリティーなど会場での運営全般をチェックしたりするテスト大会は、大会の1年前から始まりますが、東京大会の招致の際の立候補ファイルでは、新国立競技場を使用するサッカーは2019年11月から12月、陸上は2020年2月から4月に行う予定となっていました。
しかし、新国立競技場の完成は2020年春の予定であるため、この計画の変更が避けられない見通しとなり、開幕する7月24日までの短期間に開催せざるを得なくなるなど大会準備への影響が避けられない可能性が出てきました。
JOC・日本オリンピック委員会の竹田恒和会長は「ずれ込んでも大会前にテストすることは必要で、時期はサッカーと陸上の連盟と交渉する」と話し、組織委員会の森喜朗会長も「テストイベントがどういう日程でできるかIOCや国際競技団体とも相談しないといけない」と指摘しています。(NHK)
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