■天安門事件から26年、台湾国籍で新しい政治挑戦
天安門事件のときの学生指導者だったウアルカイシ(中国語で「吾爾開希」を当て字)は台湾に事実上の亡命後、家庭の築いた。
学生指導者も、いまや47歳のおっさん、となった
彼は来年一月の立方委員(国会議員)に立候補すると記者会見した。
当初は民進党比例代表区を狙ったが、折り合いが付かず野党の弱い台中市第四選挙区(現職は国民党)から「無所属」の出馬となる。
24日に記者会見したウアルカイシは「台湾は第二の故郷であり、人権と公正のために残りの人生を捧げたい」と立候補の意思を述べた。
台湾は二大政党制とはいえ、無所属ならびに少数政党(親民党、新党、団結連盟)などが存在し、選挙のたびごとに政党地図は変わる。
次は国民党の大幅な退潮が予想されており、このムードに便乗できればあるいは、という所だが、ウアルカイシは台北が地盤であり、はたして台中市でどれだけの票が獲得できるかは未知数。
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