29日からおよそ9か月半ぶりに再開された御嶽山の捜索で、31日、行方不明となっていた登山者とみられる1人の遺体が見つかり、遺体は男性とみられ、警察で身元の確認を進めることにしています。
去年9月の御嶽山の噴火では57人が死亡し、今も6人の行方が分からないままで、県の災害対策本部では29日、およそ9か月半ぶりに捜索を再開しました。
31日、午前6時に捜索隊が出発する予定でしたが、午前5時前に、去年9月の噴火以降最も大きい火山性地震が観測されたため、隊員の安全が確保できるか検討した結果、午前6時以降は火山性地震は観測されていないことなどから捜索可能と判断し、午前11時前に捜索隊がヘリコプターで出発し、山頂付近の3つのエリアで捜索を始めました。
その結果、午後0時20分すぎに一ノ池周辺で、岐阜県の捜索隊が、登山者とみられる1人の遺体を発見したということです。
遺体は男性とみられ、警察では行方不明となっている6人の登山者のうちの1人とみて、身元の確認を進めることにしています。
また、対策本部は31日の捜索を午後2時すぎに終了しました。
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