19629 政府、辺野古の工事1カ月中断 沖縄県と集中協議   古沢襄

[東京 4日 ロイター]菅義偉官房長官は4日午前の会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設作業を10日から1カ月間、中断する方針を表明した。

政府は今夏の本格工事着工を目指していたが、埋め立て承認の取り消しを示唆する沖縄県側と集中的に協議し、理解を得たい考え。

期間中は辺野古でのボーリング調査や資材の搬入など、すべての作業を取りやめる。菅官房長官は「改めて辺野古移設に関する政府の考え方を沖縄県に説明するとともに、問題解決に向けて集中的に協議を行う」と語った。自身と翁長雄志知事との対話に加え、事務レベルの協議も進める。
 

さらに菅官房長官は、沖縄県が在日米軍に要望している辺野古沖の臨時制限区域への立ち入り調査について、工事中断中に可能となるよう調整する方針を明らかにした。
 

翁長知事は、辺野古の埋め立て承認の取り消しを示唆している。共同通信によると、同知事は4日午前、工事中断の方針を受けて会見し、期間中は承認取り消しの判断をしない考えを示した。(ロイター)

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