■靖国批判は「内政干渉」 日本側支援が韓国の発展に果たした役割も評価
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の妹、朴槿令(パク・クンリョン)氏(61)がニコニコ生放送のインタビューに応じ、その内容が波紋を広げている。
この姉妹は朴正煕(パクチョンヒ)元大統領の娘たち。韓国ギャラップの世論調査で朴正煕氏は「韓国を最も良く導いた大統領」として67%の支持率を獲得。功績度は歴代大統領のトップと評価された。
だが朴槿恵大統領は父の朴正煕氏には距離を置く姿勢がみえる。朴槿令氏は日韓国交正常化を成し遂げた朴正煕氏を高く評価している。
■朴槿令氏の姿勢
朴槿令氏は日韓国交正常化後の日本による経済支援を高く評価したり、韓国政府が閣僚の靖国神社参拝を非難することを「内政干渉」だと非難したりするなど、韓国世論とは180度反対の立場をとっている。
発言内容と同じくらい韓国メディアが問題視しているのが、朴氏が「天皇陛下」という言葉を使ったことだ。韓国メディアは「天皇」という単語すら使いたがらず、それに敬称をつけるとは言語道断、という訳だ。この表現が「妄言」だと非難するニュースサイトもある。
■韓国が繰り返し日本に謝罪を求めていることを非難
インタビューは2015年7月下旬に日本国内で収録された。7月30日、帰国直後のソウル・金浦空港で朴氏が「なぜ首相が変わるたびに謝れというのか」と持論を述べ、インタビューの内容に注目が集まっていた。
インタビューは8月4日夜配信された。2時間に及ぶものだったが、その大半が日本に対して好意的な内容だった。1965年の日韓国交正常化後の韓国について、朴氏は
“「日本から無償・有償の援助を受け、特に浦項(ポハン)製鉄所は産業課の原動力になった」
「日本企業の技術支援を受けて浦項製鉄ができた」
などと日本側の支援を高く評価。国交正常化が韓国の発展に果たした役割を「決定的だった」と述べた。
韓国が繰り返し日本に謝罪を求めていることは、
“「よりを戻した後も浮気をした夫のうわさを立てているようなもの」
「首相が変わるたびに謝罪を求めるのは、第三国からすればご近所とのケンカのように見え、恥ずかしいことだと思う」と非難した。
元従軍慰安婦の女性に対する補償問題は、
“「国家で大きな財源をつくる契機を通じて行うべき。もう隣人を責めてはいけない」と、韓国政府の責任で解決すべきだと主張した。
靖国神社参拝を韓国政府が批判していることについても
“「内政干渉だと思う」と疑問視、参拝に理解を示した。
“「私の友人や中央情報部長の遺族が、父を撃った人のお墓参りをしたからと言って、私が批判することはできない」
「子孫が先祖のお墓にお参りをするのは当然ではないのか。まさか安倍首相が靖国神社に参拝する時に『再び戦争を始めます』などと思っているはずがない」(JCASTニュース)
<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

コメント