19758 茨城 常総の行方不明15人に 警察発表    古沢襄

堤防が決壊し、広い範囲で浸水が続いている茨城県常総市で行方が分からなくなっている人数について、市はこれまで22人としていましたが、警察が確認した結果、15人になったと発表しました。

警察と消防、それに自衛隊では12日も2000人以上の態勢で、捜索を行うとともに、浸水した地域で孤立している人の救助などを進めています。

常総市では降り続いた大雨の影響で10日、市内を流れる鬼怒川の堤防が決壊して氾濫し、広い範囲で浸水しています。

常総市はこれまで市内で行方が分からなくなっているのは22人としていましたが、「警察が確認した結果、12日午前9時現在で15人になった」と発表しました。

また、県や警察などによりますと11日午後5時の段階で、浸水した住宅などで188人が救助を待っているということです。

現場では、ポンプ車などよる排水作業が進められ、徐々に水が引いてきているということです。警察と消防、それに自衛隊では市内の地域交流センターと常総市役所を活動の拠点として2000人以上の態勢で捜索を行うとともに、浸水した地域で孤立している人の救助などを進めています。

このうち常総市三坂町の鬼怒川の堤防が決壊した現場の周辺では、12日午前7時ごろから警察官およそ30人が行方不明者の捜索を行っています。

決壊現場近くでは、住宅や田畑に水とともに大量の土砂が流れ込んでいて、警察官たちは長い棒を使って泥の中を探ったり、水につかったままの場所ではボートに乗り込んだりして行方不明者の手がかりを探していました。(NHK)

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