■攻防大詰めの筈だが、テレビはペル巨大地震による津波襲来一色
今国会最大の焦点である安全保障関連法案をめぐる与野党の攻防は18日、大詰めを迎えた。与党は午後にも参院本会議で採決に踏み切り、成立を図る意向。民主党など野党5党は、これを阻止するため、衆院に内閣不信任決議案を共同提出するなどして徹底抗戦を続ける。
民主、維新、共産、社民、生活の野党5党は同日午前、国会内で党首会談を開催。衆院に内閣不信任案を提出するタイミングについて最終調整するとともに、安保法案の成立阻止に向けて結束を確認する。
民主党は、17日夜から18日未明にかけ、参院に中谷元防衛相の問責決議案、山崎正昭参院議長の不信任決議案を相次いで提出。参院本会議は同日午前2時すぎ、防衛相問責案を与党などの反対多数で否決した後、休憩に入った。午前10時から再開後に議長不信任案を処理する。
与党は、一連の決議案を否決し、速やかに安保法案の採決に入りたい考え。採決は18日午後になる見通しで、野党側の出方次第でさらに遅れる可能性もある。
安保法案は、政府の憲法解釈を変更し、従来は禁止していた集団的自衛権行使を限定的ながら認めることが柱。成立すれば、戦後日本の安保政策の大転換となる。(時事)
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