19851 日米同盟強化で一致=安倍首相、バイデン副大統領と会談 古沢襄

【ニューヨーク時事】安倍晋三首相は29日午後(日本時間30日早朝)、バイデン米副大統領とニューヨーク市内のホテルで会談し、安全保障関連法の成立を踏まえ、日米同盟を強化していくことで一致した。
首相は、集団的自衛権行使を容認した安保法について「日本の平和は、より確かなものになる」と説明。その上で「国際社会の平和と安定のため、日米で緊密に連携して取り組みたい」と呼び掛けた。これに対し、副大統領は「首相が日米同盟強化に向けた努力を続けていることに感謝する」と応じた。
首相は、28日にロシアのプーチン大統領と会談した際、ウクライナ、シリア情勢の改善に向け、建設的な役割を果たすよう求めたことを伝えた。副大統領は「日本の働き掛けを歓迎する」と述べた。
首相と副大統領は、海洋進出を強める中国に、日米で連携して対処していくことで一致。北朝鮮情勢をめぐっては、日米韓3カ国で緊密に協調していくことも確認した。
会談にはフロマン米通商代表部(USTR)代表が同席。交渉が大詰めを迎えた環太平洋連携協定(TPP)について、首相と副大統領は早期妥結を目指し、日米間で最大限協力していくことで一致した。(時事)

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