安倍総理大臣は、第3次安倍改造内閣の発足を受けて記者会見し、経済最優先で取り組むとともに、「誰もがもう1歩、踏み出すことができる社会を創る新しい挑戦を始める」と述べ、一億総活躍社会の実現に向けて、年内に、緊急に実施すべき対策を取りまとめる方針を示しました。
この中で、安倍総理大臣は、今回の内閣改造について、「GDP=国内総生産600兆円、希望出生率1.8、そして、介護離職ゼロ、この3つの大きな目標に向かって、新しい『三本の矢』を力強く放つために強固な体制を整えることができた。老・壮・青のバランス、まさに世代横断的に、日本の未来の姿を、大胆に構想し、果敢にチャレンジしていく体制だ」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「これからも経済最優先。経済政策を一層強化していかなければならないこの内閣は『未来へ挑戦する内閣』だ。少子高齢化に歯止めをかけ、50年後も人口1億人を維持する。誰もが今よりも、もう1歩前へ踏み出すことができる社会を創る。『一億総活躍』という輝かしい未来を切り開くため、新しい挑戦を始める」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、「年内のできるだけ早い時期に、緊急に実施すべき、『対策第1弾』を策定し、直ちに実行に移す。加藤一億総活躍担当大臣には、早急に『一億総活躍国民会議』を立ち上げ、対策を取りまとめてもらう。具体的にどのような政策を実行するのか、『ニッポン一億総活躍プラン』として取りまとめてもらう」と述べ、年内に緊急に実施すべき対策を取りまとめる方針を示しました。
また、安倍総理大臣は、記者団が「今後3年間で成し遂げたい政策は何か」と質問したのに対し、「外交安全保障の面においても、積極的平和主義の旗のもと、世界の平和と繁栄に貢献をしていく。時代が求める憲法の姿、国の形についても国民的な議論を深めていきたい」と述べました。(NHK)
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