19895 進次郎氏は“更迭”? 復興政務官退任   古沢襄

■副大臣・政務官人事 

第3次安倍改造内閣発足に伴い、副大臣・政務官人事が9日、決定した。去就が注目されていた小泉進次郎氏(34)は丸2年間務めた復興政務官を退任し、政府を離れることになった。

進次郎氏は最近、政府や自民党に対する批判的言動を繰り返し、党幹部の反感を買っていたことから、事実上の“更迭”といえなくもない。今後、党で主要ポストを得ることになるのか、それとも無役を貫くのか-。

進次郎氏は2013年9月、内閣府兼復興政務官に就任した。それまで自民党青年局長として「被災者に寄り添う」と被災地支援に奔走、希望通り復興政策に携わるポストを射止めた。

政務官となった進次郎氏は頻繁に被災地に足を運び、安定した答弁で国会審議も難なくこなしたが、「組織を動かして大事業を成し遂げたとはいえない」(自民党中堅)といった声もある。

そもそも、副大臣・政務官ポストは内閣改造の度に総入れ替えするのが通例だ。丸2年間も政務官を務めた進次郎氏の退任は当然といえるが、安倍晋三首相サイドの「入閣要請」を断った進次郎氏が、涼しい顔で復興政務官を続けることは困難だったはずだ。

政務官人事は、100人を超える衆院当選2回生を中心に「順当」に起用された。(産経)

<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

コメント

タイトルとURLをコピーしました