19963 習近平訪英で総額7兆円の投資を約束したが   宮崎正広

■香港財閥・李嘉誠たったひとりの対英投資だけでも、かるく中国を凌駕していた

訪英はしたものの、英国王室と政界は騒いだが、庶民はさっぱり。産業界は疑いの目でみている。とくに鉄鋼業界は反中国感情が露骨であり、原子力業界は、中国の原子炉技術を疑う。

英マスコミの対中論調も冷たい。

投資額に目がくらんでいるのではないかとする声もあるが、たいした金額ではない。香港財閥第一の李嘉誠は、たった一人での英国投資は、かるく中国一国の投資額を超えていた。

2010年以来、李嘉誠が率いる長江実業と和記グループは総額250億ポンド。それまでの中国の対英国投資は総額で141億ポンドである。

欧州全体に対する中国の投資額は過去十年間に1550億ポンド、フランス、ドイツ、英国の順だった。

英国は李嘉誠に爵位を授与してもてなし、その破天荒な投資を歓迎してきた。

ちなみに李嘉誠がなした英国投資を一覧すると、

 2000年 36億ポンドを投じて3G(電信送信企業)を買収
 2010年 90億ポンドを投資し英国電網を買収
 2011年 39億ポンドを投じて水力供給企業を買収
 2012年 30億ポンドを投じてガス供給企業を買収
 2014年 15億ポンドを投じて、商業地区施設を買収
 2015年 10億ポンドで鉄道企業を買収し、同年103億ポンドで「02UK」社買収を提案。

これらは主としてユテリティ分野だが、ほかに高級住宅地開発、マンション群の建設を販売を手がけている。

 
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