■「日本と世界」テーマで東京国際大がシンポジウム
東京国際大(倉田信靖理事長・総長)は29日、東京都内のホテルで米ハーバード大アジアセンターとの共催によるシンポジウム「日本と世界」を開催した。
この日は、米国の元国防次官補でハーバード大のジョセフ・ナイ教授と外交評論家の岡本行夫氏が講演とパネルディスカッションを行った。
ナイ氏は、米海軍の駆逐艦が南シナ海で中国が建設する人工島周辺を航行したことについて「中国への敵対行為ではなく、南シナ海が国連海洋法条約の下で支配されていると示すためだ」と強調。
岡本氏は「中国は力の空白が生まれれば必ず入り込んでくる」と警鐘を鳴らした。
これに先立ち、自民党の高村正彦副総裁が講演し、安全保障関連法について「抑止力を持つことで、ならず者が寄りつかない。戦わずして勝つのが(孫子の)兵法の極意だ」と述べ、理解を求めた。(産経)
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