二度目のシベリア墓参旅行から帰国した時のことだ。スーパーで「シベリア」という名の駄菓子をみつけた。「羊羹カステラ」のようなものだが、シベリア抑留から帰国した人の発案だろうと買ってきた。
愛犬バロンが「シベリア」を大の好物。半分はバロンに食べられてしまう。
ところが、この「シベリア」は明治後半から大正初期頃からあって、当時はどこのパン屋でも製造していたという。(ウイキペデイア)
この菓子を考案した人物は不明だが、ウイキペデイアによれば、羊羹をシベリアの永久凍土に見立てたという説、カステラの部分を氷原に、羊羹の部分をシベリア鉄道の線路に見立てたという説、シベリア出兵にちなんだものだからという説、日露戦争に従軍していた菓子職人が考案した説等があるそうだ。
きょうも近くのヤオコーに行って「シベリア」を買ってきた。犬は独特のカンがあって、帰宅したらワンワンと吠えながら、寄越せと催促。シベリアン・ハスキーならぬシベリアン・コーギー・・。
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