【ソウル時事】韓国の民間調査機関「韓国ギャラップ」が6日発表した安倍晋三首相と朴槿恵大統領の日韓首脳会談に関する世論調査結果によると、46％が「成果がなかった」と回答した。
「成果があった」と答えたのは23％にとどまった。
2日の日韓首脳会談では、いわゆる従軍慰安婦問題の早期妥結を目指し、協議を加速させることで一致したが、韓国国民の半数近くが「成果」とは見なしていないことが浮き彫りになった。
慰安婦問題に関して、日本政府が今後、態度を変えるかどうかについては、76％が「変えない」と予想。「変える」という見方は14％だった。
首脳会談後に安倍首相に対する見方が変化したかどうかを問う質問には、65％が「変化なし」と回答。「良くなった」「悪くなった」という答えはそれぞれ12％だった。
調査は3～5日に全国の成人1004人を対象に実施された。（時事）
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