20080 岸田外相、スー・チー氏の訪日を要請 側近と会談   古沢襄

岸田文雄外相は27日、外務省で、ミャンマー総選挙で大勝した野党、国民民主連盟(NLD)のニャン・ウィン報道官と会談した。岸田氏は「NLD政権の安定こそがミャンマーの平和と繁栄のために非常に重要。日本は官民を挙げて全力で支援していく」と述べ、両国の関係強化のため、NLDを率いるアウン・サン・スー・チー氏の早期訪日を要請した。

ニャン・ウィン氏は、日本のこれまでの支援に謝意を示した。NLDは今後の政権運営で経済を重視しており、ニャン・ウィン氏は「日本からの投資や技術を歓迎する」と述べ、投資環境を整えるために「投資に対する保障のあり方について学んでいる」とも語った。

新政権の発足は来年3月の見通し。ニャン・ウィン氏はスー・チー氏の“右腕”とされる側近で、外務省の招聘(しょうへい)で来日した。(産経)

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