民主党岐阜選挙区の小見山幸治参院議員（５３）の資金管理団体「未来改革幸山会」が昨年３月、「スポーツクラブ会費」の名目で、フィットネスクラブを運営するＲＩＺＡＰ（ライザップ・東京）に７５万円を支出していたことが２８日、岐阜県選挙管理委員会が公開した昨年分の政治資金収支報告書で分かった。
ライザップは有名人らが引き締まった体に激変するＣＭで知られる。キャッチコピーの「結果にコミットする」は「２０１５ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート５０語に入った。
小見山氏の事務所の会計責任者は「政治家としてスポーツ振興に力を入れており、ライザップの肉体改造を体験して広く有権者に伝えたいとの思いだった」と説明。「政治活動の一環であり、問題はないと認識している」と話した。
支出は小見山氏自身のスポーツクラブ利用料で昨年１月から秋にかけ、都内の施設を月１回程度の頻度で複数回利用したという。会計責任者は「本人の肉体改造に成果があったのかは分からない」と話している。（日刊スポーツ）
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