20086 普天間周辺、米軍機にレーザー…たこで妨害も   古沢襄

まさか沖縄県民の仕業ではあるまい。そう思いたい。米軍機がレーザー光の照射で墜落すれば、被害を受けるのは普天間飛行場周辺の住民にも及びかねない。

犯人の捜査で沖縄県警の迅速な対応が望まれる。

■沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の周辺を飛行していた米軍機に対し、昨年7月以降、計5回にわたってレーザー光とみられる強い光線が照射されていたことが、わかった。
  

在沖縄米海兵隊が1日、明らかにした。通報を受けた沖縄県警が捜査している。

海兵隊などによると、レーザー光の照射は主に夜間に起きており、直近では10月30日午後6時過ぎ、米軍の輸送機が滑走路に進入中、地上から緑色のレーザー光を当てられた。

これまで米兵の負傷の報告はないが、海兵隊は、パイロットの視力が一時的に失われ、墜落事故につながりかねないとしている。このほか、米軍機の飛行エリアで、たこを飛ばす妨害行為も2件確認されたという。

飛行場は宜野湾市の中心部にあり、周囲には住宅や学校もある。中谷防衛相は1日の閣議後の記者会見で「墜落などの大惨事を招きかねない大変危険で悪質な行為」と述べ、対策を検討していることを明らかにした。(読売)

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