■撃墜事件は「戦争犯罪」
[モスクワ 3日 ロイター]ロシアのプーチン大統領は3日、トルコによる軍用機撃墜は戦争犯罪であると主張し、さらなる制裁を加える意向を明らかにした。問題の深刻化と長期化は避けられない見通しだ。
プーチン大統領は年次会議で、ロシアは11月24日の撃墜事件を決して忘れないと強調。トルコによる醜悪な裏切りだとした。「軍事力による威嚇は予定していない」と述べたものの、「わが国の国民を殺害するという恐ろしい戦争犯罪を起こしておきながら、一部の農産物や建設や他のセクターが制裁を受けるだけだと思うなら、それは大間違いだ」と強い憤りを示した。
ロシアのノバク・ エネルギー相は大統領の演説の後、天然ガスを黒海経由でトルコに供給するパイプライン「ターキッシュ・ストリーム」建設計画に関しトルコとの協議を中止すると表明した。(ロイター)
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