20119 一歩後退・二歩前進の安倍首相の狙い   古沢襄

「強行突破だけが能ではない」という私の記事を読んだ自民党のアンチ安倍派から「財務省の反対を押し切り、公明党・創価学会にすり寄った安倍決断が強行突破ではないのか」と聞いてきた。

独断を標榜してきた私の解説は、分かり難い内容だったかもしれない。

だが来夏の参院選を重視すれば、一歩後退・二歩前進の選択肢しかない。そこにはポスト安倍で蠢動するアンチ安倍派の出方を十分に計算した決断だった筈である。

来夏の参院選は公明党・創価学会との協力関係なしには自民党の勝利は望めない。財務省の反対を押し切ったことで、自民党内のアンチ安倍派から公然と安倍内閣の倒閣運動が顕在化するだろうか。

政策的には一歩後退なのだが、ここは公明党に譲ることによって参院選後に二歩前進を図ることを安倍首相や菅官房長官らは狙っているとみるのが妥当ではないか。

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コメント

  1. momo より:

    大阪橋下氏の安倍絶賛と合わせて考えてみると、両氏の政治センスの面白さがよくわかりました。これが政治の躍動だ!

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