20150 「ISが襲撃」と虚偽証言=パリ郊外の幼稚園教諭   古沢襄

【パリ時事】パリ北部オーベルビリエの幼稚園で、男性教諭が過激派組織「イスラム国」(IS)に共感する男から切り付けられたと通報した事件で、教諭は14日、検察に対して証言が虚偽だったと認めた。仏メディアが報じた。

教諭は実際にのどと腰に軽傷を負っていたが、自分で傷つけたものであることが判明。当局は教諭が虚偽の通報を行った動機を追及している。

教諭は当初、覆面をかぶった男が武器を持たずに教室に侵入し、その場にあったカッターナイフとはさみをつかんで「これはISによる警告だ」と叫びながら犯行に及んだと証言した。

これを受け、当局はテロ対策の専門チームを動員し捜査。テロの疑いがある事件として、世界中のメディアが一斉に報道する騒ぎとなった。(時事)

<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

コメント

タイトルとURLをコピーしました