20177 国連予算分担率、日本2位も1けた台…中国3位   古沢襄

【ニューヨーク=水野哲也】国連総会で予算を審議する第5委員会は23日、2016~18年通常予算で各国の分担率を決める決議案を採択した。
  
 
1位は米国の22・0%、2位は日本の9・7%、3位は中国の7・9%となった。1983年以降は10%以上だった日本の分担率が1けた台に落ちる一方、中国は13~15年予算の6位(5・1%)から3位に浮上した。本会議の承認を経て正式に決まる。

分担率は各国の経済力や支払い能力を勘案して3年に1度見直しが行われ、国民総所得(GNI)などを基に算出される。途上国には軽減措置があり、先進国はその分を多く支払う仕組みで計算される。

その結果、日本は現在の10・8%から9・7%に低下した。逆に、経済成長が著しい中国は、現在の5・1%から7・9%に上がった。英独仏などの主要国は軒並み分担率が低下し、中国やブラジルなど新興国が上がる構図となった。米国は上限の22・0%だった。(読売)

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