特定秘密保護法は国民の知る権利を侵害し違憲として、神奈川県の住民13人が無効確認などを求めた訴訟の判決で、横浜地裁(石井浩裁判長)は10日、請求を退けた。
原告側は「特定秘密の定義が抽象的で、外部の第三者がチェックする機能もない」と指摘、知る権利を含めた表現の自由を定めた憲法21条に反すると主張した。
原告団などによると、フリージャーナリストらが東京地裁に起こした訴訟では昨年11月、原告敗訴の判決が言い渡され、東京高裁に控訴。静岡市の弁護士が静岡地裁に起こした訴訟は25日に判決が予定されている。
秘密保護法は2014年12月に施行された。(ロイター)
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